ITエンジニアは、その名の通りIT技術を使ってシステムを構築・運用するのが仕事です。
一般的なイメージはプログラマを先に思い浮かぶかもしれませんが、プログラムを書くためのシステムの設計(上流工程)を担当するSEも、実際にできあがったシステムを運用する運用担当者も全て、ITエンジニアと呼ばれています。
さて、ITエンジニアとして仕事をしていく場合、厳密には資格は必要ではありません。能力があればプログラミングはできますし、実際に資格を持たずとも優秀なプログラマはたくさんいます。しかしながら、情報処理技術者試験の資格については取得しておいた方が有利です。なぜなら、最終的に必要となる知識・考え方がそこにはあるからです。
プログラマの場合、資格を取るにあたっては基本情報技術者が最初の目標になりますが、プログラミングに必要となるCPUレベルの動作の内容やアルゴリズムは、よりよいプログラムと能率の高いプログラムを書くために、必須になってくることが出てきます。
また、現実問題として資格を持っているとそれだけで手当てが支給される(月1万円~程度)会社もありますから、その意味でもあるのとないのでは大きな違いになってきます。 会社としても、受注する条件に有資格者の割合を求められることもありますので、しっかり勉強しておく価値は絶対にあります。