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テスト業務

組込み系プログラマとは、システムにおけるプログラムの一部を作成する仕事です。システムプログラムはいくつかの組込みプログラムがあり、これを制御する上位のプログラムが適宜組込みプログラムを呼び出して動作させる形式になっています。その為単体での動作はもちろん、上位プログラムとの連携が非常に重要になります。組込みプログラムのテスト業務で重要なのは、最終的な製品の完成度を決めると共にこの上位プログラムとの連携テストが要重要視されています。単体ではプログラム自身のタイミングで動作するため問題が無くても、上位プログラムと連携した途端に正常に動作しないといった例はよくあることです。この原因は、上位プログラムとのタイミングが合っていないことが多いのです。良くあるのが、上位プログラムからパラメータをもらって動作する場合にこのパラメータを待ちきれずにエラーになってしまったり、或いはパラメータの処理が間に合わないケースです。この場合には組込みプログラム側で対策するのが一般的なので、上位プログラムとタイミングを合わせるために対策を講じなくてはなりません。

組込み系プログラマは、設計段階でシステムの全容と上位プログラムの要求仕様をしっかりと理解し設計する必要があります。また、そのテスト業務も様々な実状態を想定したテスト内容にしなければなりません。さらに、要求仕様に沿ったテスト項目と、実際の動作環境で行ったテストでは結果が違うことを良く理解しておくことも組込み系プログラマの認識として非常に重要です。要求仕様通り作っても、その要求仕様を上位のプログラムや他の組込み系プログラムが満たしてない場合もありますので、原因を明確にするために自分で作成した組込みプログラムについて、しっかりと仕様通りの動作であることを確認しておくことも大切です。

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