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オープン系プログラマ編

オープン系プログラマの1週間は、既存システムのメンテナンスと新規システムの開発業務との並行作業が主となります。特に新規の案件がある際は、案件のプロジェクトリーダーとなることも多く、そのプロジェクト管理も重なります。通常オープンシステムの開発は、システムの要求仕様に基づき動作ブロックごとにそれぞれを本体のプログラムと組込みプログラムに分散します。そして、組込みプログラマにそれぞれの仕様を渡すため、それぞれの組込みプログラムの要求仕様をオープン系技術者が作成します。そしてその要求仕様を、打ち合わせを行い各組込みプログラマに配布し、説明すると共に本体プログラムを作成することになります。その後本体プログラムの単体テストを経て、結合テストを他の組込みプログラムを組み込んだ形で行い、その動作を確認します。この確認作業のとりまとめもオープン系技術者がプロジェクトリーダーとして行います。

このように、全体とりまとめと本体プログラムの作成を行う他、既存システムのトラブルがあれば原因究明を行い、必要に応じそのシステムの組込みプログラマに確認依頼を行ったりするため、オープン系技術者の1週間の業務はプログラム作成よりも、プロジェクトのとりまとめ業務に追われる割合が高くなることがあります。

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