社内インフラの整備には、ルータ設定は欠かせません。
今やどの会社でもパソコンの1台や2台は置いてあるもので、1人1台のパソコンが基本的にあてがわれている会社もほとんどであるかと思われます。しかしそれらの大量のパソコンをうまく接続するには、有線だけでは限界があるのではないでしょうか。単純にLANケーブルを使って全てのパソコンを繋げておけば良いというわけではないのです。
インフラ技術者のルータ設定業務は、それぞれのパソコンとルータを繋ぐ設定を、確実に遂行できることが求められます。ですので、IT関連の知識はもちろんのこと、どのパソコンはどこで使うのかどのタブレットはどのあたりで使うのかによって、ルータの設置場所と設定をそれぞれうまく設定しなければならないのです。また、インフラ技術者としての専門知識だけではなく社内で働く一人として、社内業務にも把握している必要があります。不具合が生じたりどこの部屋であればこのマシンは使うことができるのか、などの業務上の質問に対してもすぐに回答する必要があるからです。インフラ技術者として働くための最低限の知識は専門分野の知識だけで良いのかもしれません。しかし、インフラ技術者のスペシャリストとして働くには、それ以上の業務理解が必要です。
ルータ設定は今の世の中、どの会社でも必要な業務です。必要とされる業務ですので、求人の数自体は比較的多い方だと思われます。しかし、人の入れ替わりも激しい職種であるともいえますので、しっかりとした専門知識と業務知識を持って、きちんと誠実に問題に対処でき、社員から末永く頼れるインフラ技術者を目指して下さい。
