現代社会は、日常生活や日常業務において、コンピューターやネットワークは今や欠かせない要素となっており、生活の利便性と効率化を支えているメリットがあります。その中でも、サーバはWebサービスやWebアプリの利用、SNSの利用など現代人が普段使っているサービスに根付いているものを支えており、サーバが不具合を起こしたりすると、全てのサービスが止まってしまうデメリットもあります。また、サーバはクライアント端末との接続によってサービスを提供していくことになりますので、ネットワークの構築の知識や技術も必要です。
サーバ構築に使われるサーバソフトウェアやその上で動作するプログラミング言語で開発したソフトウェアは、業種によって異なってくることは多々あります。官公庁や銀行などのインフラは、非常に膨大なネットワークで構成されており古い技術でデータベースやネットワークが構築されているケースが多いですので現代的なシステム構築の手法と同時に、長年使われてきた手法に関しても技術を知っておくことが大切です。サーバに不具合が出ると、多方面で影響が出ますのでインフラ技術者は様々なケースに迅速に対応出来る判断力も要求されますので、アプリケーション開発者よりもかかる責任が重大になってきます。
インフラ技術者は、サーバ構築だけでなく、継続的なメンテナンスを行える能力も要求されますので、粘り強く状況判断が出来る人にはもっとも適している職業です。
